Twelve O'Clock High (邦題:頭上の敵機)の一部を、Organization Behaviorの授業で見て、改めて全編を見てみたいと思ったので、購入した。授業の内容では、グレゴリーペックが演じるサベージ准将がどのように士気の低下した空軍部隊を立て直すかを見ながら、組織を変えることについてディスカッションをした。
組織の変革については、自分も苦い思い出がある。社内の士気を取り戻さなければならない時期に、中心となるべきメンバーたちの中で仲違いをし、お互いのアイデアを否定し、足を引っ張り合う状況があった。結果として、士気を上げる組織のメンバーのことを忘れ、派閥争いのようなことが起こり、それを感じたメンバーたちの士気がさらに下がるといった悪循環が起こってしまった。
振り返ると、抵抗勢力(変革を恐れる人たち)との対話が足りず、邪魔をせずについてきてくれるだろうと思っていたのが、甘かったのだろう。変革したくないのにはしたくない理由があって、彼らを理解しながら実行しなけらばならなかったのだ。
似たようなことは岩瀬さんのブログでも述べられている。
変わるということはそれなりにエネルギーがいることだ。変わらなきゃいけないのだと、個人が感じてから、組織で実行するまでのプロセスには想像以上のエネルギーと時間が必要だ。全てが論理的に行える訳ではないが、少しでも多くの理論的なアプローチも理解し、組織をまとめあげていきたい。
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