FSAの授業は、毎回トピックが細かく、コア科目のAccounting と重複する部分もあり、細かな作業にのめり込み、大枠を忘れてしまうことがある。授業の目的がわからなくなると、聞いていてしんどくなるなというのが実感。
Tangible Asset のDepreciationについて
ホテルや、航空会社などTangibe Assetが大きくなりがちな業種においては、Depreciationのポリシー(期間や残存価値)によってバランスシートの見え方が変わってくる。
どのように数値を操作するかは、
- to change Useful Life
- to change Residual Value
- to change Allocation method (accounting method)
といった方法が挙げられ、
具体例としては、
- デルタが飛行機の耐用年数を10年→15年→20年と変えていった
- BAとルフトハンザの耐用年数、残存価値の違い
- ヒースローのTerminal 5が出来る前に空港の耐用年数を10年から100年にしていた
耐用年数を合わせる→Depreciation costやBook valueが変わるので、差額を差し戻す流れを習う。
Off Balance Sheet Financial Activity (Lease)について
コア科目で習った、キャピタルリースとオペレーションリースをおさらい。オペレーションリースは、バランスシートに表れないので注意し、オペレーションリースをキャピタルリースに足し込む練習。
キャピタルリースにおけるMLP (Minimum Lease Payment)の構成要素は、
Total rent payments(支払リース料総額)
Guaranteed residual value(保証残存価額)…リース期間終了時に保証されている支払金額
Bargain purchase option(割安購入選択権)
の3つで、保険料やメンテナンスフィーは含まれない。
このMLPからDiscount rate はあたりをつけられるので、この利率を用いて、オペレーションリースの現在価値を求めて、FSに反映させる。
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