Business, Government, and Society という、経済学と倫理が合体した授業の最終回では、10年後の同窓会での自己紹介/ 葬式のお別れの言葉 を考える機会を与えられる。
多くの現役MBAの学生はキャリアの成功を願っているだろう。
授業では、MBAの先輩たちが、時間が経つにつれ、成功の定義がどのように変わっていってるか、何が大事だと思っているかも紹介された。すると、
家族が大事
健康が大事
コミュニティへの貢献がしたい
といった言葉を多くみかけた。
このギャップが何を示唆するのだろうか?
シニカルな視点で考えれば、
1、キャリアに成功した人が余裕を持てたから、家族やコミュニティに手を伸ばした
2、キャリアがうまく行かなかった人が、自分を正当化するために、家族やコミュニティの大事さを述べている
のどちらかだと思える。
もっと素直に感じるならやっぱり家族って素晴らしいってことだ。元気でいられることの価値、家族と一緒に過ごす時間は何事にも変えられない。そんなことはわかっている。わかっているつもりでも、会社に入って、目の前のタスクで視野がせまくなるとそう思えないのかもな。
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