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2012/05/23

Financial Statement Analysis まとめ1

FSAの授業の目的は、FSの背後に隠れている恣意的な操作をあぶり出し、より正確に企業の分析を出来るようにしましょう。ということにつきるだろう。だから、恣意的な操作が行われやすい箇所のあぶり出しと修正の仕方を習う。

FSAの授業は、毎回トピックが細かく、コア科目のAccounting と重複する部分もあり、細かな作業にのめり込み、大枠を忘れてしまうことがある。授業の目的がわからなくなると、聞いていてしんどくなるなというのが実感。

2012/05/21

Design Council 訪問 / London Business Experience

London Business Schoolが今年から始めた新しいプログラム。
半日Design Councilに訪問し、レクチャー受けて、翌週は半日かけてプレゼン&教授の講義を聞いた。
Mat Hunterさんは元IDEOで働いていた人らしく、デザインがどのようにイノベーションを起こせるかについてレクチャーしてくれた。

面白い試みだとは思うが、短い時間での訪問で、正直大人の社会科見学程度の内容だったとしか書けない。

2012/04/20

続・FSA

FSAの授業が相変わらず面白い。
FS、もしくはFSから分析した数字から、数字の背後にある企業の活動を解釈し、物語として紡げるかの練習をしていると思うと、大学時代に勉強していたオペレーションズリサーチと類似点がある。

Common-size analysis の練習問題のまとめを少し。
Salesを100%として、各項目を%で表しただけの分析からでも、少しの一般常識を利用すれば業界の特徴が見えてくることを習った。

  1. インベントリーが少ないのはどのような業種か? →サービス業を中心としたホテル、派遣業、エアーライン、ソフトウェアなど
  2. ホテルとエアーラインのビジネスモデルの違いは?それは会計上にどう表れるか? →ホテルは宿泊した後にお金を払うのに対し、エアーラインは乗る前にお金を支払う。従って、エアーラインは比較的、前受収益(Unearned Revenue)が高くなる。 
  3. 高いR&Dが求められるのは? →製薬、エレクトロニクス、ソフトウェア、初期のオンラインビジネス
  4. 製薬は純利益(Net income)が高いのは知られているが、ソフトウェアはなぜ粗利(gross margin)が高いのか?→ソフトウェアの原価は実質CDのみ。
  5. Inventory Turnoverが高いのは?/Receivable  が高いのは?→製造業と比べれば小売業の方がI/Tは高くなるし、Receivableは少ない
自分の業界を振り返ると、
  1. 粗利はとても高い
  2. マーケティング、人件費の占める割合が大きい
  3. 基本的にはUnearned Revenueはない(Unearned Revenueはエステビジネスで生まれる)。
  4. 百貨店は無料なので、PPEも小さい。(ただしフラグシップショップを持てば生じる)。
  5. 海外子会社なので、R&Dはない。FMCG業界はR&Dの占める割合はエレクトロニクスや製薬に比べるととても小さい。
といった特徴を挙げられるかな。

2012/04/13

パンク気味@FSA

Financial Statement Analysis 2回目。教授のShivaはとっても皮肉屋だが、教えかたがうまく、集中して授業に臨める。そしてその分疲れる。

Sainsburyのアニュアルレポート(米国のSEC に提出する10-K formatが一般的な形とのこと)を例に、
1、アニュアルレポートがどのような構成になっているか、
2、どのような点から経営陣が、彼らに好ましい数字を扱っているか
を説明する。

2012/04/07

Global Business Environment

たぶん、マクロ経済系の授業。第1回目の授業は、GDPについて。10年後、20年後に必要になる授業と教授は言っていたが、目的が曖昧で、モチベーションがわかず。


Income per capita やGDP を豊かさの指標にするのは、正しいという話を冒頭に教授は述べていた。僕は割と賛成の立場で、お金を稼ぐために生きているわけではない。しかし、Magic Number for Happiness: $75,000 a Year の記事でも述べられているように、お金が与える幸せは存在する。豊かな国の方が、平均寿命も長いし、高い教育も受けられるに違いない。

”誰がValue added(付加価値)を獲得するか”が授業で唯一印象に残ったこと。64%の付加価値が授業員への報酬にとられている。対して、Taxはほんの9%。


もし日本でもこの数値が変わらないのであれば、経営者の視点では、税金が高い日本も問題だが、それ以上に人件費の高い日本は頭の痛い問題ではないか。利益に責任を持っている方々にとって人件費を押さえることが、彼らの目標数値を達成する一番のキーファクターともいえる。
そう考えると海外の人件費で補える仕事は海外に渡していくのは当然の決断に思える。

グローバリゼーションによるアウトソーシングとは企業の経営とって大きな出来事なんだな、きっと。


僕は人事部の人が苦手だ。正確な言葉で表せば嫌いだった。
しかし改めて考えると、社員の不満を受け流しながら、Value addedの6割を占める人件費の管理をしているのが人事。会社の立場になって管理しているのが人事。従って、社員の不満にまったくこたえず、ひどいこと(会社にとっていいこと)をすすめていくのが人事。って考えると、やっぱり大事な仕事なんだよね。
あまり好かれる仕事じゃないのは確かだし、もうちょっと尊敬しようと思う。


2012/04/05

Financial Statement Analysis

財務諸表の読み方を知らないので受講した。教授のShivakumarが最高に皮肉屋で、でも教え方がうまそうで、初回の授業からわくわくしっぱなしだ。

冒頭のコメントから、「会計やファイナンスの初級クラスは、どこのビジネススクール、大学と比べてもそんなに差はない。内容がルールであり知識であるからだ。しかし、応用の科目によってスキルに差が生まれてくる。財務諸表の分析はスキルである。この授業を受け終わった後、財務諸表を自信をもって読めるようになる。」と力強い言葉。

2012/04/04

MKTG Strategy

2週間の春休みも終わり、3学期目が開始。今学期のコア科目は5週間、または8週間の短期間で終わる科目ばかりなので、エレクティブを増やしたものの、当然学期始めの負荷はそれなりに高く戦々恐々としている。

MKTG Strategy は先学期のMKTGの続き。授業で習ったセオリーを5週間に及ぶシュミレーションに適用する。
先学期のおさらいとして、MKTGのゴールは、Competition→マーケットシェアを高める、Customer→ニーズに応える、Company→株価の上昇の3Cである。

この3Cのゴールに向けて、segmentation, positioning, and resource allocationに基づいて、Marketing strategy を作る。4PのMarketing mix decisions はその次にくるものだ。

前職のプロダクトマーケティング時代を振り返ると、3Cのうち、Competitionは意識していた。Companyも株価の代わりに売上げがあった。だけど、Customer→ニーズに応えるというポイントが希薄だったかも。製品が決められているのと、ブランドビジネスなので、好きな人が購入してくれればいい的な気持ちが若干あったかも?

Strategyに関しては、Segmentationの経験が不足しているかも。Targetingはデータ量が不足していながらもそれなりにできていたと思う。

Tacticsの4Pに関しては、PricingとPlaceは当然チャンスがなかった。
グローバルHQで働いて、よりStrategy部分に関与できるようになりたいと思う。