2012/04/07

Global Business Environment

たぶん、マクロ経済系の授業。第1回目の授業は、GDPについて。10年後、20年後に必要になる授業と教授は言っていたが、目的が曖昧で、モチベーションがわかず。


Income per capita やGDP を豊かさの指標にするのは、正しいという話を冒頭に教授は述べていた。僕は割と賛成の立場で、お金を稼ぐために生きているわけではない。しかし、Magic Number for Happiness: $75,000 a Year の記事でも述べられているように、お金が与える幸せは存在する。豊かな国の方が、平均寿命も長いし、高い教育も受けられるに違いない。

”誰がValue added(付加価値)を獲得するか”が授業で唯一印象に残ったこと。64%の付加価値が授業員への報酬にとられている。対して、Taxはほんの9%。


もし日本でもこの数値が変わらないのであれば、経営者の視点では、税金が高い日本も問題だが、それ以上に人件費の高い日本は頭の痛い問題ではないか。利益に責任を持っている方々にとって人件費を押さえることが、彼らの目標数値を達成する一番のキーファクターともいえる。
そう考えると海外の人件費で補える仕事は海外に渡していくのは当然の決断に思える。

グローバリゼーションによるアウトソーシングとは企業の経営とって大きな出来事なんだな、きっと。


僕は人事部の人が苦手だ。正確な言葉で表せば嫌いだった。
しかし改めて考えると、社員の不満を受け流しながら、Value addedの6割を占める人件費の管理をしているのが人事。会社の立場になって管理しているのが人事。従って、社員の不満にまったくこたえず、ひどいこと(会社にとっていいこと)をすすめていくのが人事。って考えると、やっぱり大事な仕事なんだよね。
あまり好かれる仕事じゃないのは確かだし、もうちょっと尊敬しようと思う。


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