Sonyの元CEOの方とMBA2013のメンバーで会食をした。
気になったのは、500万は日本では中、低所得と思われるが、海外では高所得の部類にはいる。という言葉。だとすると、海外からきた旅行者が日本のマツキヨやスーパーで売っている製品のクオリティーが凄い高いことに驚くのは当然だと思う。
そして、もし、この500万の言葉が本当であれば、日本企業が海外でビジネスをうまくまわせない理由もここにあるにちがいない。日本で販売していた製品を、海外で販売する際には、そもそも製品の質と、消費者の価格、製品に対する要求がマッチしていないのだ。つまり、日本市場のために作った製品を、そのまま海外に持ち込み、日本と同じ価格レンジでは販売できない。
海外向けに製品を1から開発するのは、この仮定された問題に対する答えだろう。また、これから日本の所得分布が海外の所得分布に近くなっていくとすると、逆に今、質が悪いと思われているレベルの製品を購入せざるをえない日本の消費者層が現れるとも読める。
低所得者層向けに向けて行われているサービスに目を向けることも大事かもしれない。
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