MBA卒業後に描いていた姿は、ゴールドマンサックスで働くことや、マッキンゼーで働くことではなく、LVMHの本社か香港のアジア本社で働きたいといっていた。これももちろん、LVMHで働く自分になりたいわけではない。
Term1が終わり、少しなりたい自分を自分の言葉で表現できそうな気がする。
なりたい姿は、働きたいと思うような国どこへいっても、ある程度のポジションで働ける自分。
成長過程の国である、ブラジルや韓国の友人は母国に帰りたいと思っている反面、多くの人たちはロンドンやNYで働こうと思ってることを目のあたりにし、優秀な人材たちが、国境を越えて動こうとしているダイナミズムを感じた。
多くの人たちがEUやコモンウェルスの関係で、簡単に国をまたげるのも事実であるが、それでも優秀な人が移動するという事実に変わりはない。
今ここで、日本に帰ってしまったら、日本でしか働けない自分になってしまうことが一番恐ろしい。
最終的に、例えば日本でなら一流の会社に務めることができるが、イギリスだと中小企業でしか働けないとなった場合にどちらを選ぶかは別の問題だが、グローバリゼーションの一部が、優秀な人材の国境を超えての移動を指すならば、自分もそのメンバーにならなくてはいけないと思う。
ヨーロッパの人たちは既に3、4ヵ語を話せるし、壁は厚いが、諦める訳にはいかない。
自分がそのような人材プールの中にいることによって、日本のプレゼンスを上げたいと思う。
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