2011/12/17

劣化する日本消費者

コンサルティング会社の面接を経て、日本の消費者の未来を想像する。

  1. iPhoneを皆が使っているように、コストコやウォルマートが徐々に日本で持ち直しているように、日本が特異なマーケットから、グロバールの1マーケットに変わりつつある
  2. 経済的な側面として、ボリュームある層が年収700万から4-500万に移ってくる(これは想像だが、イギリスやアメリカの所得分布が正規分布ではなく、逆正規分布のような形になってるのであれば、日本の分布もそれに近づき、世界標準に近くなると思う。)
  3. これに伴い、H&Mやユニクロしか買えない人が増え、品質を我慢せざるをえなくなってくる(つまりこの価格だから仕方ないかって思う人が増えてくる)
  4. 従って悪い意味で、日本人の製品への感度が鈍ってくるのではないか
実際ロンドンで最低限度の生活をするための生活用品は極めて安い。(シャンプーや食パンなど)。日本でいう100円ショップという店があるわけではないが、必需品はもとから100円程度で購入できる。日本が普通のマーケットになるということは、スーパーの陳列もこのような状態になり、100円ショップがお得とは思わなくなるのではないか。

そして、消費材メーカーは、日本を、途上国や低所得者層向けに発売する製品を販売できるマーケットとして、認識するのではないだろうか。

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